IPOとは日本語でいうところの新規公開株、新規上場株式のことです。
新規上場株は、通常の株式の売買とは異なり、投資家に株を買う権利が抽選で割り当てられます。買う権利を与えられた投資家がこの値段なら買っても良いと判断した値段をポスティングし、そのなかでも高値を付けた値段を初値として買う事ができます。
IPOの抽選に漏れた人は、抽選により買付けることができた投資家に売却してもらうことでしかその銘柄を手に入れることができません。
IPO銘柄は利益が出しやすいため投資家に最も人気のある銘柄です。取引所に上場するにはそれ相応の審査をパスする必要がありますのでイメージが付きやすいと思います。
株式の売買は証券会社を通してしか行えませんので、多くの株数の売出しを依頼された証券会社(主幹事といいます)経由で申し込みをすることで当選しやすくなります。
IPO銘柄が利益を出しやすい事例としてFFRIの新規上場が挙げられます。
FFRIはサイバー・セキュリティ対策製品の開発と販売を行う会社で東証マザーズに上場しました。上場前の財務データを見ると、右肩上がりで推移をしており、自己資本比率も高く借入金のほとんどない経営を行っており、財務健全性は申し分ありません。財務状況や今後の展望が右肩上がりであれば、公募価格(初値を決める基準となる価格)よりも高騰することが約束されたものです。また、IPO抽選本数が少ないことからも初値の高騰が期待できる優良株でした。
FFRIはいざ上場してみると、公募価格1,450円に対して4,010円の初値を付け、2014年12月には上場来高値17,440円を付けました。実に初値の4倍以上です。この数字だけを見てもIPO銘柄がいかに利益を出しやすいかが判ると思います。